健診胸部レントゲン異常

健診でひっかかると患者様は
不安に感じます

健診や人間ドックで胸部異常陰影として呼吸器内科へ紹介となるケースは一定数あります。健診のクリニックなどから文書で送られ、「右下肺野結節」「胸膜肥厚」「肺門部腫瘤」など様々な所見がかかれている状況をよく経験します。 
私は呼吸器内科医として総合病院で勤務してきた経験から、健診胸部レントゲンでひっかかった患者様のなかで癌などの悪いものであった確率は非常に低かった印象を受けています。当院ではCT検査を即日施行できる強みがあります。後日CTを撮ってさらに後日に結果説明となってしまっては患者様の無駄な不安が募るだけです。
CT結果が出るまで「生きた心地がしなかった・・・」とおっしゃっていた患者様の言葉が印象的でした。当院では即日CT検査を行うことで患者様の不安を少しでも解消できればと考えております。

レントゲンは影絵の検査

白黒はっきりつけるために胸部CT検査をおすすめします

胸部レントゲン検査は肺や心臓、血管、骨、乳腺などの様々な体の部位を一枚の写真として、言わば胸全体を影絵として映し出したものです。そのため本当は正常なのに血管が太くたまたま腫瘤(こぶ)のように見えることも多々あります。私はこれまで約10年、健診胸部レントゲンの読影も行ってきましたが上記の性質上、異常が少しでも疑われればやや過剰でも異常と判断をし、結果として記載し、その後白黒はっきりつけるために胸部CT検査をおすすめします。取りこぼしが無いようにするためです。CT検査は言わば肺の輪切りの検査です。1mm単位で肺の状態を評価できます。CT検査では胸部レントゲンでも映らないような非常に初期の肺癌も検出ができます。喫煙歴のあるかたは是非肺ドックとしてのCT検診もご検討ください。当院ではCT検査機器も有しております。胸部レントゲン異常のかた、もしくは肺ドックCT検診を即日行いそのまま呼吸器内科専門医より説明をさせていただきます。またすべてのCT画像に放射線画像診断医による読影のダブルチェックも行い、取りこぼしの無いように心がけております。昔、もしくは現在タバコを吸っており肺気腫など肺に影響が出ていないか、早期の肺癌などないか、心配なかたも是非ご相談ください。

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